2022.08.22東京都練馬区にじいろ保育園 関町北
片栗粉で感触あそび
うみ組で、片栗粉を使って遊びました。
まずは、サラサラな粉の状態の片栗粉を触ってみます。
次は、少しだけ水を入れ、食紅も入れてみました。
ままごと用の鍋にスプーンですくい入れたドロドロの片栗粉に、夢中になって遊ぶうみ組の子どもたち。「うわ~、べたべたする~」「きもちいい~」と、それぞれに触った感触を言葉で表現していました。
片栗粉は水に混ぜると完全に溶けずに粒の状態を保ったまま混ざります。水に溶けない粒と水が混ざると、粒のまわりを水が包み込み、しめってドロドロの状態になります。
ですが、手でぎゅっと握ってみたり、素早く力を加え衝撃を与えると、あら、不思議!力が加わった部分は水がなくなった乾いた状態になり固くなる現象をダイラタンシーといいます。
鍋をさかさまにした衝撃でなかなか落ちてきません。不思議そうな表情でじーーっと見つめています。
片栗粉を使った遊びは、感触だけでなく、にぎったときのキュッキュッという音や、形状の見た目の変化など五感をたくさん刺激する遊びとなりました。