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ぶり大根

【幼児食】
御飯
ぶり大根
白菜の磯和え
みそ汁(生揚げ・わかめ)
オレンジ

ぶりは、太平洋の北西部に生息する回遊性の魚で寿命は7~8年と言われており、1年で32㎝、2年で50㎝、3年で65㎝、4年で75㎝前後に成長し、大きさによって呼び名が変わる「出世魚」として知られています。
呼び方は地方によって異なりますが、関東では「ワカシ・ワカナゴ→イナダ→ワラサ→ブリ」
関西では「ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ」などとなります。
おせち料理に使われるのは、ブリが出世魚であることから 立身出世を願う という意味が込められています。
また、縁起だけでなく日本海側を南下し、途中の新潟から富山周辺で漁獲されたものは“寒ぶり”と呼ばれ、特に脂がのってよく肥えて美味しいため、おせち料理に使われる魚としても理にかなっています。

「ぶり大根」
<作り方>
ぶりを一度湯通しして、臭みをとりました。ひと手間加えることでぶりの臭みがとれ美味しく仕上がります。
1 大根を厚めのいちょう切りにし、下茹でしておく。
2 ぶりを湯通しする。
3 鍋にだし汁、おろししょうが、砂糖としょうゆを入れて混ぜ、火にかける。
4 2が煮立ったら、1の大根を煮て、2のぶりを入れて煮込む。
(ぶりを入れたらグツグツ煮るのではなく、ぶりの煮崩れを防ぐためにも弱めの火加減でコトコトと煮る。)

ねぎ・大根・白菜・ほうれん草・小松菜・・・冬野菜の多くは「霜にあたると甘くなる」と言われます。
寒さから身を守るために、水分を減らして糖分を増やしているからだそうです。
大根の上部が甘くなるのも、地表近くは外気温の影響を受けやすいので糖度が高くなっているそうです。
(逆に、地中深くにある先端部が辛いのは、虫から守るためだとか・・・)
寒くなっておいしさを増す冬野菜は私たちの体を元気にしてくれる力がいっぱいです!
まだまだ寒さが厳しいです、お鍋にしたり具だくさん汁にしたり…冬野菜のエネルギーをもらって元気に過ごしましょう。

にじいろ保育園戸塚駅前
栄養士 斎藤祐子

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