2022.12.21給食ブログ
12月21日（水）
きなこ揚げパン
【材料（幼児3人前）】
・ロールパン ２個
・揚げ油 適量
・グラニュー糖 9ｇ（小さじ2杯）
・きな粉 9ｇ（大さじ１杯強）
【作り方】
①きなことグラニュー糖を混ぜておく。
②ロールパンを１８０℃の温度の油で、きつね色になるまで揚げる。
③熱いうちに、①をまぶして完成。
【ポイント】
本日のおやつは、きなこ揚げパンでした。
甘くて、外はカリっと、中はふわっとした食感で、子どもに大人気のおやつの一つです。
きな粉は、炒った大豆を粉にして作ります。そんなきな粉は、とても栄養価があるのをご存じですか？
①たんぱく質 体では作られない、必須アミノ酸という筋肉や血液を作るうえで重要な栄養素が含まれています。
②食物繊維 腸内環境を整え、便通をよくする働きや、腸内で、糖や脂の吸収をゆっくりにしてくれる働きもある為、生活習慣病予防としても役立つ栄養素です。
③カルシウム
骨や歯の形成に重要な栄養素です。
④鉄
血液を構成する赤血球を作るのに必要な栄養素です。
他にも、イソフラボン（女性ホルモンのエストロゲンに似ている）やサポニン（抗酸化作用があり、免疫力向上などの効果）などの栄養素も含まれており、とても栄養価の高い食材になっています。とはいえ、一回の食事でたくさん食べられるものではないので、おやつや食事にプラスして、栄養素を補える食材だと覚えてもらいたいです。
きな粉は、生後7～8か月頃（中期食といわれる頃）から食べることが可能です。
母乳から離乳食へ切り替わっていく時期は、今まで赤ちゃんの体に蓄えていた鉄分が減ってくる時期でもあり、鉄不足にならないように気を付けなくてはなりません。
お肉や魚などから鉄分をとってもらうのも重要ですが、こういったきな粉や大豆製品などからも鉄分がとれることを覚えておくといいかなと思います。
にじいろ保育園竹芝 栄養士