2021.02.17東京都板橋区にじいろ保育園 徳丸
節分の豆まきをしました
2月2日に節分の豆まきをしました。
今年は保育士が扮する鬼とは別に、たいよう組の子どもたちも自分たちで作った張り子の鬼のお面をつけて参加しました。
張り子作りでは、お面の型に障子紙を貼り重ねていきます。満遍なく貼るのが難しく、中には一ヶ所に貼りすぎてお面に“こぶ”ができる子もいました。それぞれ自分たちの好きな色を塗って完成させた、個性あふれるお面が完成しました。
節分の日を迎えるまで「泣いた赤鬼」をはじめとする、鬼が出てくる絵本を見たり、豆まきの歌を歌ったり、鬼の面や枡などの製作活動をしたりと、当日を楽しみに待っていました。
迎えた当日、子どもたちは幼児クラスが作った紙製の豆を手に持ち、準備万端です。
幼児クラスでは「自分のお腹の中の鬼」についてお話をしました。泣き虫鬼や怒りんぼ鬼など、自分のお腹の中にいる鬼をやっつけることを想って、豆を投げる準備をしました。
しかし、いざ保育士が扮する鬼が保育室に入ってくると、恐怖から思わずドアの鍵を閉めてほしいと頼んでいる子もいました。
“鬼は豆でしか追い払えない”と知っているので、泣きながらも懸命に手に持った豆を投げていました。
乳児クラスでは保育士が扮する鬼がいなくなりホッとしていたのも束の間、たいよう組が扮する鬼が入ってきました。保育士の鬼とは違って数が多く、戸惑っていましたが、最後にはお面を外していつもの優しいたいよう組の顔に戻ってくれて、一安心する子どもたちでした。
ドキドキした豆まきでしたが、一生懸命鬼を追い払うことができた子どもたちでした。
自分たちのお腹の中にいた色々な鬼も、きっといなくなったと思います。