にじいろ保育園 東が丘

健康コラム★蚊の季節がやってきました

今年も蚊の季節がやってきました。蚊は日本に100種類ほど存在していて、22度から30度くらいの気温を好むので、活発に発生する時期は4月から11月頃までと言われています。(冬に生息している種類もあります)
園でも室内に蚊が入らないように戸締りを行い、虫除けを網戸に付けるなどの対策を行っていますが、ご自宅でも一緒に対策を行っていきましょう。

★蚊に刺されるとすごく腫れるのはなぜ?
蚊は、血液を吸うときに自分の口から唾液の成分を私たちの体に注入します。この成分に、免疫が過剰に反応してアレルギーを起こして、腫れや痒みを起こします。
ただ、蚊に刺されたことのない赤ちゃんや小さな子どもでは、体の中でアレルギーが起こるのに時間がかかり、反応も強くなります。そのため、少し時間がたってからすごく腫れてびっくりすることがあります。

★たかが蚊にあなどらないで!
成長と共に、ちょっと膨れて1~2時間ほどで治まるようになってきます。
「これなら大丈夫」と思いたいところですが、子どもはかき壊して傷になることもあるため注意しましょう!
かき壊しとは、痒いところをかいてしまい皮膚に傷ができることで、そこからばい菌が入ると「とびひ」などの皮膚トラブルを起こすこともあります。子どもは無意識に掻きすぎてしまい皮膚トラブルを起こしやすいので、予防していきましょう。

★蚊にさされたら?
刺されたらすぐに腫れてくることもあれば、翌日くらいから赤く腫れたり水ぶくれになったり、治るまで数日かかることもあります。
刺されたら石鹸を使ってよく洗い流しましょう!

・痒みや腫れをやわらげる
痒み止めを塗ったり、水や氷などで冷やすことで痒みをやわらげてあげましょう。

・ひどいときは病院へ
水ぶくれや傷からばい菌が入る危険がありますので、ひどいときは早めに小児科や皮膚科へ相談しましょう。

・爪を短く切る
爪が伸びていると皮膚を傷つけてしまいます。爪を短く切って、角はやすりなどで削ってあげることで皮膚トラブルを防ぎましょう。

これからの時期を子どもが安心して過ごせるように、対策していきましょう!

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