にじいろ保育園ブログ

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にじいろ保育園 三鷹牟礼

「グリンピース!」

近隣の方から、
畑で収穫したグリンピースをたくさんいただきました。
採れたてのグリンピースって美味しいですよね。
上手に茹でると、しっとりジューシーで感動します。
私は毎年グリンピースの季節を楽しみにしています。

このフォルムがもう、美しい。
あまりにも美しくて、
玄関に掲示してしまいました。
帰りがけに子どもたちが写真を見て、
興味をもっています。よしよし。

ぜひもっと子どもたちにもグリンピースの魅力や美味しさを知ってほしくて、
早速先生たちに相談しました。

まずは、子どもたちとじっくり観察し、
食材を知り、親しむことにしました。

“さや”から豆を出し、
触ってみたり、においをかいだり、
青々とした香りが初夏を思わせます。

ふたば組さんは「そらまめくんのベッド」を読み、
「ベッドの中にグリンピースさんはいるかな~」
「お~いグリンピースさ~ん」とグリンピースとの寸劇(?)を通して、
子どもたちが「やってみたい!」と期待を高める導入をしています。

最高ですね。
導入が充実すると、
子どもたちの活動は一気に生き生きとします。
なぜなら、心が伴うからです。

そよかぜ組さんは、
一斉にみんなで取り組むのではなく、
少人数ずつ取り組む工夫をしていました。
そして、誤飲しないように空き容器にグリンピースを入れ、
「カラカラ」と音も楽しめるようにしました。
この工夫もいいですね。
子どもたちが「やりたい!」というタイミングででき、
子どもたちも保育者も、
じっくり五感を使って丁寧に取り組むことができます。

私は「先生たちもぜひ!」と、
保育者用にグリンピースを配りました。

子どもたちに豊かな経験の機会をつくるには、
大人も同じように豊かな経験をし、
感覚や気持ちを共有、共感することが大切です。

そしてやっぱり味わいたい!
ということで、給食の献立に組み込むことにしました。

ちょうど麻婆豆腐がメニューでしたので、
麻婆豆腐に添えて提供しました。
「美味しい~」と言う子もいれば、
言葉なんて言わずに、
真っ先にグリンピースから夢中で食べる子もいました。
本当に美味しい時って、
言葉も出ない時ってあるよね。分かるなあ。

日常の中での自然体な食育、いいですね。

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「子どもたちが自分で“場づくり”できる環境に」

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