2021.06.10東京都三鷹市にじいろ保育園 三鷹牟礼
「見える化する保育」
そら組さんで、
継続して取り組んでいることがあります。
それは、
1日(午前だったら午前中)の予定をホワイトボードに書きだすこと。
子どもたちに伝わるように、
ひらがなで、シンプルに
「これから、どんなことが起きるのか」を
知らせています。
言葉だけで伝えるよりも、
情報を「見える化」することで、
スッと理解できることがあります。
子どもたちは、
大枠の予定が分かるので、
園生活に「見通し」をもつことができます。
時間の感覚や、
文字への理解、
考える力がついてきた、
そら組さんだからこそできる、
とっても大切なこと(ステップ)ですね。
何でもかんでも「自由」だと、
かえって困ってしまう経験って、
きっと一度はあるかと思います。
見通しや大枠の決まり事(クラスの一員として過ごす上で大切なこと)があると、子どもたちはむしろ自由度高く、伸び伸びと過ごすことができると、そら組さんから学びました。
ちなみに、
写真の中には「声の大きさ」を図にしたものや
「食器の並べ方」も写っています。
これも1つの「見える化」ですね。
パッと見ただけでは気付かないことかもしれませんが、
子どもたちのことを考えて、
細やかな環境を工夫しているんだなと思いました。