2020.11.20東京都品川区にじいろ保育園 南大井
いらっしゃいませ~!たいようぐみレストランへようこそ
子どもたちが見通しを持って生活が出来るよう、クラスにカレンダーを掲示していたら、「ねぇ、せんせい。きんろうかんしゃのひってなに?」と質問が出たので、勤労感謝の日について話をしました。その中で、どんな仕事があるのだろうと考えてみると、身近なお店屋さんの名前がズラリ。
また、おままごとでお金を手作りして、お店屋さんごっこを楽しんでいたこともあり、自然と「みんなをよんで、おみせやさんごっこしたい!」という流れになりました。
すると、たいよう組から、うみ組・そら組・主任・園長などにお店屋さんの招待状が届きました!「やったー!おみせやさんにいける!!」と嬉しそうな子どもたち。当日が近づいてくると「もうすこしだね」と話をするほど楽しみにしていました。
お店を利用するにはお金が必要…ということで、キャッシュカードも作ってくれました。まずは、そのカードを持って銀行へ。お金を受け取ってから3種類のお店に並びます。ラーメン屋さん・アイスクリーム屋さん・お寿司屋さん。どのお店も美味しそうで悩みます。
たいよう組さんも大忙し。「いらっしゃいませ~。」「おいしいよ。」「ありがとうございました」気持ちの良い声が響き渡り、お客さん一人ひとりに「なにがいいですか?」と丁寧に声をかけて作ってくれました。
どの表情をとっても、みんな輝いていました。目頭が熱くなるほど子どもたちの笑顔が素晴らしかったです。
子どもたちの「やってみたい」と思ったことが、どんどんと繋がり今日という楽しい1日を迎えることができました。この「やってみたい」の思いを見逃さず、大切に受け止めていくことが、子どもたちの主体性に繋がり、さらには自己肯定感へと繋がっていくのではないかと思います。
「自分大好き・友だち大好き・みんな大好き」そんな気持ちを育んでいけるよう、「遊びの中の学び」「やってみたい・主体性」「自己肯定感」を大事に日々の保育で一緒に楽しく過ごしていきます。また、今回のお店屋さんごっこで、改めて子どもたちの素晴らしさと表現・創造力の豊かさを感じました。子どもたちから、たくさんの学びと気付きをもらえたと思います。