2021.07.02東京都品川区にじいろ保育園 南大井
子どもって凄い
はさみとのりを使って七夕の制作。
「切り終わったら、好きなところに貼っていいよ。」と声をかけてできた作品です。
写真をよ~くご覧ください。何か、不思議なところがありませんか?
お分かりになりましたでしょうか?
私もはじめは気づかなかったのです。
実は…織姫と彦星が持っているように見えるものは提灯なのです。それが、なぜか横についていますよね。これは、間違えてつけたものではありません。お気づきになられた方もいるかもしれませんね。
そうです。これは、「マスク」なのです。提灯の形がマスクに見えたのでしょうね。織姫と彦星にもマスクを着けてくれています。
大人は提灯にしか見えないものでも、子どもにとっては違うものに見える。その想像力や発想力に本当に驚かされます。色々なことを子どもたちから教えてもらえています。
そして、これは「ここに貼ってね」と大人が決めているのではなく、「思ったところに貼っていいよ」という子どもたちの自由を大事にしたことで生まれた作品でもあります。
これからも、子どもたちが自由に自分らしく表現をすることができる環境を、大事にしていきたいと思います。そして、子どもたちの「力」を信じ、学び合いながら出来た喜びを一緒に感じあえる保育園でありたいと思います。