にじいろ保育園 南大井

「Hello everyone nice to meet you」

先日、 シンガポールのお友だちとZOOMで交流をしました。初めての経験で子どもたちもドキドキ。画面が映ると「おぉ~」と声をあげていました。

少しでもシンガポールのことを知ってもらって交流ができたらと、担任と海外について・国旗についてなど色んなことを話しているうちに、国旗に興味を持ち始めた子どもたち。
または、「ナイストゥミーチュ」「ヘロー エブリワン」「グレイト」と英語の発音を繰り返し練習している子どもたちもいました。海外の子どもたちとの交流が楽しみで仕方のない様子が窺えました。

また、階段にシンガポールについてのクイズを掲示。「これ、ママしってる?」保護者の方と一緒に考えたり、「シンガポールのこっきはど~れだ」と保護者にクイズを出したりしながら帰るときも楽しんでいました。わからなかった問題は、家に帰ってから調べてみたりして当日を迎えました。

当日は、電波や時差の状況もあり、なかなかネットが繋がらなかったのですが、その間も「まだかな?」「はやくあいたいね」など楽しみに気持ちでいっぱい。
やっとお友だちの顔が見れると、なんだか少し恥ずかしそうにしている子どもたちでした。

初めは、マグーがどこに隠れているか探すゲームや、お互いの国のクイズをして交流しました。子どもたちも「いち~。1にいる」「はやくてわからないよ」など、大盛り上がりでしたよ。

続いて、お互いに質問をしあいました。少し緊張気味の子どもたち。シンガポールのお友だちからは英語で質問されることもあって、もしかしたら「にほんごでいいのかな。えいごはわからないしな」など戸惑いもあったのかもしれませんね。
それでも、しっかりと質問をしていました。中には英語で「すきないろはなんですか?」と聞かれたお友だちが英語で「パープル」と答える一幕も。

そして、最後はみんなで記念撮影。5304㎞も離れた友だちができた瞬間です。遠く離れているけれど、友だちに垣根も距離も人種も何も関係ないんだということを改めて、子どもたちから学ばせてもらいました。こうやって、お互いを理解し合う機会が大切だなと感じました。それが平和へとつながっていく一歩なのだと。
【子どもたちの感想】
・にらめっこで園長先生が面白かった。
・英語の質問に英語で答えられた。
・マグーが隠れたところを探すゲームが楽しかった。
・シンガポールクイズが楽しかった。
・一緒に手遊びができて楽しかった。
・みんなで写真が撮れてよかった。

【担任の感想】
・本番まで打ち合わせなどがあり、初めてだったが不安がなかった。
・クイズなど子どもたちが楽しめるように考えてくださって、子どもたちも楽しそうであった。

今回の取り組みは、保育者にとっても子どもたちにとっても、とてもよい経験となりました。そして、色々なことを学ぶきっかけにもなりました。また、自然と相手を受け入れ、友だちとなっていく子どもたちの心のゆとり、清らかさ、純真さを改めて感じることができました。この姿は、見習うべき姿だと思います。
このような機会をこれからも大切にしていくために、継続していけるよう取り組んでいきます。

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