2022.11.11東京都品川区にじいろ保育園 南大井
「ごはんがおいしい~」
先日、脱穀や精米を行ったお米を食べました。90粒しか取れなかったけれど、子どもたちが一生懸命育て、「たいへんだ…」と感じながら行った脱穀と精米。だからこそ、すごくおいしかったようです。
玄米との食べ比べ。子どもたちが育てたお米は少ないため、白いご飯と混ぜています。2枚目の写真をよ~く見ると少し色の違うものがあります。それが、子どもたちのお米です。
すごく良い表情で食べていますね。自分たちで作ったお米を食べてみたいからと、白米から自分たちのお米を探して食べるほど、嬉しかった子どもたちです。
玄米と白米の違いを聞いてみると
☆玄米はグニグニだけど、白いご飯はふわふわ
☆玄米の方が甘くておいしい
☆白いご飯はやわらかい
など、沢山の気付きを得たようです。
稲を育てて脱穀し、食べるまでが凄く大変だった。それを実体験したからこそ、一粒一粒の大切さを感じた子どもたちは、家でもご飯を一粒も残さずに食べるようになったとのお話を聞くことができました。「食べ物を大切にしよう」と伝えることも大事ですが、それだけではなく実際に体験して学ぶことも重要なことなのだなと、改めて子どもたちから教えてもらったように思います。
「遊びからの学び」子どもたちは遊びから色々なことを学んでいるという意味の言葉です。この言葉の意味を今回の子どもたちの様子から、より一層大事に保育していきたいと感じました。