にじいろ保育園ブログ

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にじいろ保育園 浜田山

うみぐみ 「ぼくが使いたい」「私が使いたい」

木製の電車(BRIO)で遊んだ日のこと。
うみ組には3両編成の電車が5台あります。でも、電車で遊びたい子は7人・・・。
最初は1人2両ずつ(1両の子もいました)持って遊んでいましたが、遊んでいるうちにだんだんいっぱい欲しくなってきました。
籠の中にある使ってない電車は1両だけ。

〇ちゃん「電車3個欲しい」
△くん「△くんもほしい」
保育士「そうなんだ。ここに1つならあるよ。」
〇ちゃん「〇ちゃんがつかう」
△くん「△くんが使う」
保育士「〇ちゃんも△くんも使いたいんだね。今1個しかないけど、どうしようか」
〇ちゃん「〇ちゃんが使う!!」
保育士「じゃあ、〇ちゃんが使ってもいい?って聞いてみよう」
〇ちゃん「〇ちゃんが使ってもいい?」
△くん「だめよ。△くんが使いたい」
保育士「そうかー・・・じゃあ△くんが使ってもいい?って聞いてみる?」
△くん「うん。△くんが使ってもいい?」
〇ちゃん「でも、〇ちゃんが使いたいの」
保育士「こまったねぇ。〇ちゃんも△くんも使いたいんだよねぇ・・・でも1個しかないし・・・どうしようかねぇ・・・」

こんなやり取りをしているをしていると現れたのは同じくBRIOで遊んでいた□くん。

□くん「順番に使ったらいいよ!!」
保育士「そうか。順番に使ったらいいのか!・・・って言ってるけど、どう?」
〇ちゃん△くん「良い!!!」
保育士「2人も順番に使うのがいいと思うんだね。どうやって順番決める?」

・・・順番がいいとは思っても先に使いたい気持ちは変わらない2人。「僕が!」「私が!」と言っていると、再び□くん。

□くん「ねぇ、いいよ。これ。」と電車を手渡してくれました。
2人はびっくり。でも笑顔になって「「ありがとう!!」」手渡した□くんも嬉しそうでした。

自分の世界から飛び出して、お友達と遊ぶのが楽しくなってきたうみ組の子どもたち。
保育士が間には入りますが、子どもたちから解決策が出たり、周りの子の姿から考えていく様子が増えてきました。
4月(6月)から大きく成長してきました。これからのさらなる成長が楽しみです。






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